私は学生のころは全く頭痛になることはありませんでしたが、社会人になって仕事をするようになり、頭痛を感じるようになりました。風邪の引きはじめや、寝不足などの体調不良のときは特につらいですね。近年では片頭痛持ちの方も多く、ひどいときには吐き気などの症状が出る場合もあります。頭痛のたび鎮痛剤を飲むのも体に悪い気がします。
そんな頭痛を和らげる飲み物や食べ物があれば普段から摂取することで、頭痛の頻度を減らせる可能性があるかもしれませんので、以下を参考にしてみてください。
頭痛を和らげる飲み物
自宅やコンビニなどで簡単に手に入る、頭痛を和らげる効果の期待できる飲み物を紹介します。
・常温の水
体の水分が不足して頭痛が起こることがあります。アルコールを飲んだ後も利尿作用により、脱水症状になる場合があるので注意が必要です。意識的に水分を補給するようにしましょう。
・豆乳
大豆に含まれる植物性タンパク質には豊富な鉄分が含まれており、この鉄分を摂取することで頭痛が和らぐ効果が期待できます。即効性はないかもしれませんが、継続して飲めば頭痛の頻度を減らせるかもしれません。
・お茶
お茶にはカフェインが含まれます。カフェインには血管を収縮する作用があり、頭痛の痛みを軽減できるとされています。
・野菜ジュース
栄養バランスに優れており、ビタミンCを多く含む野菜ジュースが特におすすめです。ビタミンCは鉄分の吸収を助けてくれるため、頭痛改善に効果が期待できます。
頭痛を和らげる食べ物
頭痛を緩和する栄養素としてマグネシウムやビタミンB2が挙げられます。この栄養素を豊富に含む食材を食べることで頭痛を改善できる可能性があります。
・ひじき
ひじきにはマグネシウムやビタミンB2のほかに鉄分やカルシウムなどの栄養が豊富に含まれており、まさに最強の食材になります。積極的に取り入れるようにしましょう。
・ワカメ
マグネシウム、カルシウムなどのミネラルのほかに鉄分も豊富で、ひじきが苦手な方はワカメを積極的に食べましょう!味噌汁や酢の物などどんな料理にも合い、手軽に食べることができるのでおすすめです。
・豆腐
豆乳同様、大豆製品ですのでタンパク質や鉄分などの栄養を取ることができます。
・しょうが
しょうがは血管を若返らせ、頭痛の原因となる血管の拡張にも効果があるとされています。なかなかしょうがを食べる機会は少ないですが、「すし屋に行ったらガリを食べる」、「冷奴の上に薬味としてしょうがをのせる」など、意識して食べてみてください。
避けるべき食べ物5選
頭痛を引き起こす原因として、脳の血管が広がり神経が過剰に刺激されることで起こります。ですので、頭痛に悩まされている方は、血管を広げる効果のある食べ物はなるべく避けるべきと言えます。血管を広げる物質として、ポリフェノールやチラミンがあり、これらを含む食べ物を挙げていきます。
・チョコレート
・赤ワイン
・ブルーチーズ
・ピーナッツ
・加工肉 (ハム・サラミ・ベーコンなど)
こちらの食べ物は頭痛を誘発すると言われています。
イタリアンやフレンチなどで使用されている食材が多いことがわかります。ですので、洋食より和食中心の食事をとることで頭痛の改善につながる可能性があります。
チョコレートは特にカカオが濃いものは注意してください。
頭痛を引き起こす因子は人によって異なりますが、一つの要因で頭痛が起こったり、二つの要因が重なって起こったりと様々です。
単品で食べてもなんともなかったのに、ブルーチーズと赤ワインなど、複数の食べ合わせで頭痛が誘発される可能性が高いので油断は禁物です。
頭痛が発生した時に食べた物を記録し、自分自身の誘発因子を把握しておくことで、今後の予防に役立つと思います。
まとめ
頭痛を和らげる飲み物
常温の水、豆乳、お茶、野菜ジュース
お茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるため、飲みすぎると脱水症状になる可能性があるため注意する。
頭痛を和らげる食べ物
マグネシウムやビタミンB2を多く含む食べ物
ひじき、ワカメ、豆腐、しょうがなど
避けるべき食べ物
ポリフェノールやチラミンなど、血管を広げる物質を含む食べ物
チョコレート、赤ワイン、ブルーチーズ、ピーナッツ、加工肉
自分の頭痛誘発因子を知り、今後のために記録しておこう。
以上、頭痛を和らげる飲み物・食べ物と避けるべき食べ物でした。
少しでもあなたの頭痛の悩みに役立てられれば幸いです。
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